「大阪都構想」の住民投票が、先日否決されました。
恥ずかしながら、このニュースを聞いても大阪都構想について知識がないため、なんの感情も抱きませんでした。
なぜ否決されたのか、自民党や公明党との関係など気になることがあったので、調べてみました。
まず、大阪都構想とはなんなのか。
簡単にいうと、大阪府と大阪市が仲が悪くて効率が悪い。
そこで、大阪府、市は松井・吉村大勢で、意思決定を図っている。
大阪都構想の経済効果
- 行政の効率化による歳出削減効果
- 産業などへの経済波及効果
- 府市連携による経済効果
これだけ読むと、やるべきだと思ってしまう。
だが、結果は5年前の住民投票と変わらず、否決。
維新の会の「大阪都構想」が住民投票で再度否決された三つの理由
大阪都構想は「よりよい成長戦略・都市計画の立案・実行」のための行政機構の整備というエッセンスにおいては正しいけれど、それ自体が成長に直結するものではなく、場合によっては「日々の行政コスト」を上げて域内における行政サービスを低下させかねないものであり、本来、そのメリットとデメリット、実行した場合の影響や効率的な執行方法を様々に検討し、より良い制度設計を、時間をかけて模索すべき、極めて複雑で大きな問題なのです。
話題になっていた毎日新聞の報道について、大阪維新の会は否定しています。
史上最大級のフェイクニュース!悪意あるミスリードに騙されないでください
2日午後、大阪市役所で記者会見に臨んだ維新の会の代表・松井一郎市長。 大阪維新の会代表・松井一郎大阪市長「悔いなく戦えたと思ってるし、ぐっすり休みました。朝起きて、きょうからまた仕事だなと」 悲願だった大阪都構想は、1日に行われた住民投票で、僅差で反対が上回り、否決された。 松井市長は、1日夜、2023年の市長の任期満了を待って政界を引退する意向を示した。 一方、2日午後3時すぎに会見した大阪府の吉村知事は、「(きのうの会見で)勝手に泣いたことになってるけど、やめてくれへんかなって。どっかの記事にも書いてたけど、家族からも泣いてたでって言われて、泣いてないけどな」と述べた。 1日の会見で、「泣いてはいない」と強調。 松井代表に代わって、維新の代表を受けるかについて、吉村知事は、「責任は、2トップの僕にもあると思っています。(維新の代表を)吉村世代に、次の世代にという話はありましたから。組織としてどうするかは、考えないといけないと僕もわかっています」と述べた。 今回の審判を下した大阪市民の反応は、「二重行政に対して、考えるチャンスはもらったと思うので、否決されたうえで、どういうふうに進めていくのか、楽しみ半分、不安半分」、「直前になっての、反対の巻き返しがすごかった。個人的には、責任の取り方は、やめる以外にも方法があるのかなと」など、さまざま。 また、大阪市職員(20代)は、「10年、20年と、大阪の将来を見据えて仕事ができるということで、職員として引き続き、市民のために頑張っていこうと」と話した。 今後も、市のままで存続することになった大阪市。 旗印を失った維新は、今後、どこに向かうのか。 (2020/11/02) #大阪都構想 FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/
橋本さんの見解を聞くと、わかりやすいですね。
大阪維新の影響で二重行政は解消されつつある中で、大阪都構想は不要という民意に落ち着いたと解釈できますね。