痩せたいけど、あまり効果を実感できていない方

食事制限などをしているのですが、あまり効果を実感できません。
痩せられる気がしないです。
どうしたらいいですか。。。
こんなお悩みに答えます。

僕もなかなか痩せられなかったので、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』を読んでみました!
あなたの常識は間違っているかもしれませんよ?
本書を使って、あなたのダイエット法を確認してみましょう!
本記事の内容
27歳会社員が『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』を実践してみた
こんな方におすすめ
- 痩せたい方
- ダイエットしているが効果が出ない方
- 『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』の内容を知りたい方
Contents
『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』とは
『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』は、著者のデイヴ・アスプリーさんが自分の体を使って実験した結果が記されています。
全米の食生活を劇的に変え、17万部を突破した大ベストセラーです。
日本でも朝日新聞や日経新聞など各紙メディアに取り上げられています。
完全無欠コーヒーとは
コーヒーにMCTオイル(ココナッツから抽出した中鎖脂肪酸オイル)大さじ1〜2杯と、良質の無塩バターまたはギー大さじ1〜2杯を加えたもの。
著者のデイヴ・アスプリーさんは、完全無欠コーヒーのおかげで高パフォーマンスな状態を維持しつつ、減量することができたと語っています。
実際に3ヶ月ほど完全無欠コーヒーを試してみました!
その上で感じたメリットとデメリットを伝えていきます!
完全無欠コーヒーのメリット
手軽に半日断食ができる
朝食を完全無欠コーヒーに置き換えることで、半日以上の断食期間を生み出すことができます。
脂肪を食べても、タンパク質や炭水化物や糖とともに食べなければ、体はそれを食事とは認識しないので、完全無欠コーヒーを朝食代わりに飲めば、断食モードを保ちながら、空腹感がやわらぎ、たくさんのメリットが得られる。
僕は12時に昼食を食べ、20時までに夕食を終えるようにしています。
そうすると、16時間の断食が毎日できるようになります。
運動なしでも「引き締まった体」になれる
以下、本文の引用です。
完全無欠コーヒーに加えたMCTオイルが、たとえ前夜に炭水化物を食べていても、体を「ケトーシス」(ケトン体上昇)に導いてくれる。
ケトーシスは、体が糖の代わりに脂肪を燃やしてエネルギーにする有益な状態である。人間の体は通常、炭水化物を燃料にする。炭水化物が切れたら、脂肪をグリセロールへと転換してエネルギーを得ていく。肝臓はこの脂肪代謝の副産物をしてケトン体を生成する。ケトーシスとは、血中にこのケトン体が大量にあり、余分な脂肪を燃やしている、そんな状態をいう。
炭水化物の制限はケトーシス状態を生み出す効果的な方法だが、MCTオイルもまた、炭水化物を過度に制限しなくても体内に有用な量のケトン体を急速にもたらせてくれる。
ケトーシスは脂肪を燃やし減量するのに役立つのに加えて、スタミナも強化する。脳がケトン体をエネルギーとしているときには集中力が増し、血糖値が安定するため、高炭水化物を摂ったときにありがちなエネルギーレベルの急降下が起こることはない。
長くなりましたが、重要だと思ったので大抜粋です。
つまり、MCTオイルが脂肪を燃やしやすい体にしてくれるらしい!
カフェインが脳を守る
以下、本文の引用です。
カフェインはどんな供給源から摂っても、エネルギーを高めるだけにとどまらない。
脳内の炎症を防ぐことで、認知機能の衰えを軽減し、アルツハイマー病の発症リスクを低下させる。
完全無欠コーヒーのデメリット
27歳会社員が感じたデメリットも伝えていきます。
意外とお腹が空く
本書では、朝に完全無欠コーヒーを飲むと、バターの脂肪によって午前中はお腹が空かないと書いてある。
筆者の場合は、お昼前に少しお腹が空いてきます。
でも慣れてくると、完全無欠コーヒーを飲むと、お腹が満たされる感じがします。
これからさらに慣れてくる可能性に期待しつつ、継続していきます。
コストが結構かかる
完全無欠コーヒーに不可欠なグラスフェットバターとMCTオイルを注文すると、結構な値段なんですよね。
お金が比較的ない若者には、継続して購入していくことは難しいかもしれません。
「脂肪」を食べて痩せる
意外な内容でした!「脂肪=太る」という固定概念がありました。
以下、本書引用です。
正しい脂肪はクリーンに燃焼し、栄養たっぷりで、満足をもたらすエネルギー源で、体も脳も最大限に機能させてくれる。
脳も体も機能させるためには、オメガ3のような「必須」脂肪酸が必要だが、これは体内では生成できない。
ヘルシーとされる脂肪
- グラスフェッドの動物性脂肪
- ココナッツオイル
- 中鎖脂肪酸(MCT)油
- グラスフェッドバター
- オリーブオイル
MCTオイルで「寝ながら」痩せる
脂肪は脳と体にとっての燃焼時間が長い燃料で、夕食でクリーンな脂肪を補給すればエネルギーを供給しつづけられる。良質なバターやグラスフェッドの動物性脂肪、ココナッツオイルのどれでも良いが、僕個人としてはMCTオイルが気に入っている。MCTオイルは脳の燃料となるケトン体にただちに転換されるうえ、睡眠中に体脂肪の燃焼も助けてくれる。
僕は前夜のディナーか寝る前にでもMCTオイルを大さじ1〜2杯摂ると、翌朝は頭の回転が早まり、明晰に考えられることに気づいた。
ただし、MCTオイルを摂りすぎると下痢を起こす可能性があるため、注意が必要です。
魚油が気分を良くして、筋肉を成長させる
オメガ3脂肪酸の一つ、DHA(ドコサヘキサエン酸)には多くの効能がある。
果糖が脳機能に及ぼすマイナス効果を防ぎ、気分を良くして不安やうつ状態を軽減し、インスリン感受性を改善し、筋肉の成長を促す。
また、研究によれば、DHAを含有する魚油は、健康な感情を促進する神経伝達物質にセロトニンの分泌を助け、睡眠を妨げかねないストレスホルモンの濃度を下げるという。
おすすめは、「クリルオイル(オキアミオイル)」を夕食時か寝る前に1グラム摂取することです。
逆に、亜麻仁油とヘンプシードオイル(麻実油)は、オメガ6の比率が高くオメガ3の比率が低いので避けるようにしましょう。
炭水化物は「夜」に摂るのが唯一の正解
炭水化物を夜に食べたほうが良い理由
- 体をリラックスさせて睡眠へ導くセロトニンという神経伝達物質の生成に、でんぷんと糖が使われている。
- 夜の炭水化物の摂取から得られる血糖の上昇分が、眠っている間に脳が必要な働きをするのに役立てられる。
- 涙や粘液の原料である炭水化物を摂取することで、睡眠の質が改善される。
寝る前は炭水化物を摂取しない方が良いと思っていました。
しかし、少量の炭水化物を摂取すると睡眠の質が上がると知ってから、夜に炭水化物を摂るようにしました。
睡眠の質の改善は実感しなかったですが、体にはいいと思って続けています。
「腹が空っぽ」のときに運動する
2010年のベルギーの研究によって、高カロリー・高脂肪食を実践しながら、胃が空っぽの状態(断食の状態)で運動するのが、最も筋肉を増やし、全身の耐糖脳(ブドウ糖が摂取されたとき血糖値を一定に保つ能力)を改善し、インスリン感受性を向上させることが証明されている。
よって、休日は以下のサイクルで運動するようにしています。
朝食がわりに完全無欠コーヒーを飲み、数時間後の午後1時か2時頃に運動して、高野菜・高タンパク質・高脂肪の昼食を摂り、その夜の食事では余分に炭水化物を摂ります。
『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』を実践してみたまとめ
完全無欠コーヒーを実践した結果と、本書で気になった部分を紹介しました。
まとめると、
- 朝食は完全無欠コーヒーを飲む
- 夕食にMCTオイルとクリルオイルを摂る
- 胃が空っぽの時に運動する
紹介しきれなかった部分でも、実践できそうなものがありましたので、気になった方は読んでみてください!